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~開国博Y150ヒルサイド~
「ロボットを創る人 ~ロボットが好き!~」  トーク&デモステージ

人間の代りに色んな仕事をしてくれるロボットは、これから益々活躍していきます。でも何も仕事をしないロボットがいてもよいかもしれません。そんな気持ちで考えた、ちょっと変わったロボットを皆さんに紹介します。さらにロボットが大好きで毎日ロボット創りをしている人達に、実物や映像を交えてその面白さを皆さんに感じて頂きます。楽しそうに話すロボット研究者を見て”自分もロボットを創る人になるぞ!”と思う事間違いなしです。

    日時:8月12日(水)15:30~17:00  講演者: 伊能崇雄先生、桑原裕之先生
       :8月13日(木)12:45~14:45  講演者: 伊能崇雄先生、太田祐介先生、桑原裕之先生
       :8月14日(金)12:45~14:45  講演者: 太田祐介先生、遠藤玄先生、桑原裕之先生
       :8月16日(日)11:45~14:00  講演者: 遠藤玄先生、山田浩也先生、桑原裕之先生

   場所:ヒルサイドエリアY150つながりの森会場内  竹の海原 つながりのステージ

お話ししてくれる方々と内容の紹介
「風景を作るロボット」 伊能崇雄先生 プロフィール
E-N工房代表
NPO法人国際レスキューシステム研究機構客員研究員

  工事現場で見慣れない機械を見てワクワクしたり、駅で電車を待っていたら隣のホームに珍しい特急電車が入ってきて嬉しくなったり、そういう経験ってあると思います。いつも見慣れた風景に、見慣れない何か別のものが入ってくることで風景がガラッと変わる、そういう楽しさってありますね。
  一方で、自分の身の回りの風景を変えるために自分の部屋の家具を好みのものに換えたり、飾り物を置いてみたり熱帯魚の水槽を置いてみたり、そんなことをすることもあると思います。もし、部屋の隅っこにロボットがいたら、それは随分と楽しい景色になるんじゃないでしょうか?
  そんな風景を変える力を持った機械、ロボットを作ってみよう。そんな話をしようと思っています。
「ヒト・モノを運ぶロボットを創る」 太田祐介博士 プロフィール
千葉工業大学 工学部 未来ロボティクス学科 准教授


  実際にヒトやモノを運ぶのは簡単なことではありません.自動車が道路を走るのは,そこが「自動車のために」つくられた場所だからです.
  私たちが創るべきロボットは「ヒトのために」作られた環境を移動できなくてはいけません.階段などは,健康なヒトが移動するのには適していますが,そうでなければ移動が難しくなります.また段差なども,ロボットの移動を難しくしています.歩道が車道に比べ1段高くなっているのも,自動車が簡単に歩道に入ってこないようにするためなのです.
  今回は私たちが創るべきロボット,段差や階段なども乗り越えて移動する事のできるロボットの創り方を紹介します.
「ローラースケートするロボット!?」 遠藤玄先生 プロフィール
東京工業大学大学院 理工学研究科  機械宇宙システム専攻 助教

  小さい頃から模型少年でプラモデルや工作キットを組み立てて遊んでいました.そんなある日,4本足で歩くクモみたいな黒い大きなロボットをテレビで見て,こんなロボットを創りたい!と思いました.
  私は今,そのロボットを設計した研究室で研究しています.「ローラースケートをしたら歩行ロボットはずっと速く進めるのでは?」なんてSF漫画みたいな話ですが,実際に創ってみました.初めて動いた時は感動しました.ぜひその動きを生でご覧ください.
  頭の中のアイディアが現実のロボットになるって,とっても楽しいことです!
ヘビ型ロボットのはなし」 山田浩也先生 プロフィール
東京工業大学 グローバルエッジ研究院 テニュア・トラック助教

  私は小さい頃は,機械の部品を拾ってきてはロボットの形に並べ,空想のロボットを作って遊んでいました.
  その後,私は今では本物のロボットを楽しく研究しています.勿論仕事ですから,楽しいだけではなく誰かの役に立つロボットをどうやって作るかを毎日考えています.
  今回は,その中でも私が得意としているヘビそっくりのロボットについてお話しします.単純な姿にして不思議な動きを見せるヘビ型ロボットの面白さと,その最先端の研究をお伝えできればと思います.

「森に暮らすロボットを創る楽しさ」 桑原裕之先生 プロフィール
サスティナブル ロボティクス代表
NPO法人国際レスキューシステム研究機構客員研究員


  道ばたで寝そべっているネコ、電線でおしゃべりしてるスズメ、池を泳ぐコイ、森に生きるキツネ。 そんな生き物のことを考えると、「楽しそうだなあ」とか「いいなあ」って思ったり「大変そうだなあ」って思ったりしますよね。 そんなときに、「そんなロボットがいても良いんじゃないかなあ」と思って作ったのが”森に暮らすロボット”です。

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